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【中国】転倒した老人を助けてお金を取られる事案がまたも発生

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出典:星島日報

星島日報によると、中国新体操で人気の張豆豆さんが、北京で転倒した老人を助け起こそうとしたところ、50歳過ぎの3人組に因縁をつけられお金を要求されたという。
張豆豆さんは仕方なく100元札(約1,700円)を渡してその場を離れたが、SNSでこのことを公表し怒り心頭だそうです。


倒れた老人は助けるな

中国では「倒れた老人は助けるな」というのが庶民の合言葉になっているという。
2006年、江蘇省“南京市”でバスを降りる際に転倒した老人を、“彭宇”(ポン・ユー)という青年が助けたところ、老人から「この青年に突き飛ばされて転倒した」と告訴され、裁判の結果“彭宇”が敗訴。約4万6000元(約78万円)もの支払いが命じられたという事件が起こりました。
善意で倒れた老人を助けたことによって高額の治療費や賠償金を請求される。しかもそれが司法によって肯定されるという恐ろしい結果です。
この事件は「彭宇事件」として中国全土に知られるようになり、「倒れた老人は助けるな」という風潮が広まっていったといいます。

また、2008年に河南省“鄭州市”でも同様の事件が起こり、ここでも裁判の結果79,000元(約134万円)の支払いが命じられるという判決が下されました。

他にも、温州市、西安市、天津市でも同様の事件が起きています。

2011年に起きた「仏山市女児ひき逃げ事件」は映像が残されていたこともあり、日本でも話題となりました。
2歳の女児がワゴン車に轢かれ、ワゴン車は一旦停車した後もう一度轢いて走り去ります。その後倒れた女児の横を18人もの通行人が無視して通り過ぎていく映像には世界から非難の声が殺到しました。

これも、遠因として倒れた老人を助けたがために多額の賠償金を請求された「彭宇事件」が根底にあると言えます。

2013年には、広東省河源市で路肩に倒れていた80過ぎの老人を助け起こし、診療所に運び込んだ46歳の農民が、助けた老人の家族から加害者に仕立て上げられ数十万元の賠償金を支払うよう要求されるという事件が起きました。
この農民は娘や親友に電話で冤罪を訴え「善行をして濡れ衣を着せられたうえに、賠償金まで要求される。こうなったら死んで身の潔白を証明するしかない」と激昂し、実際に自殺してしまったそうです。


善意で助けてくれた人に対してあまりにも酷い仕打ちです。
人の善意に悪意で応えるような人間は最低だと思います。
それがまかり通ってしまう社会も本当に嫌ですね。



 

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